はじめに
こんにちは。助産師 はぐ∞いろです。
今日は、「妊娠するかもしれない…」と不安なあなたに向けて、大切なお話をしたいと思います。
「避妊に失敗したかもしれない」
「相手が協力してくれなかった」
そんなとき、頭が真っ白になって、どうしていいか分からなくなるのは当然です。
でも、今のあなたに一番伝えたいのは「まだ間に合う可能性がある」ということ。
アフターピルは「自分を守るため」の薬
ぜひ、「アフターピル(緊急避妊薬)」について知ってください。
アフターピルは、性交渉の後に服用することで、緊急的に妊娠を阻止するお薬です。
(100%の効果を保証するものではありません)
自分の体、自分の人生、自分の未来を守るためにアフターピルに頼ることは、自分を大切にするための賢明な判断です。
覚えておいてほしい「72時間の壁」
アフターピルには、非常に重要なルールがあります。
• 服用までの時間: 性交渉から72時間以内に内服する必要があります。
• 早ければ早いほどいい: 24時間以内に服用すれば、より高い避妊効果が期待できます。
時間が経てば経つほど、避妊の成功率は下がってしまいます。
「明日でいいかな」と思わず、少しでも早く動くことが大切です。
どうやって手に入れるの?
「産婦人科に行くのが怖い」「誰かに見られたらどうしよう」と不安ですよね。
今は、いくつかの方法で手に入れることができます。
1. 産婦人科・レディースクリニック
一番確実です。助産師や医師に不安な気持ちを聞いてもらうこともできます。
2. オンライン診療
スマホのビデオ通話などで受診し、薬を郵送してもらう方法です。
「どうしても病院に入る勇気が出ない」「近くに病院がない」という方に適しています。
今は「薬局」でもアフターピルが買える
これまでアフターピルは、医師の診察を受けて処方箋をもらうのが一般的でした。
しかし、現在は、「処方箋がなくても、薬局で直接購入できる」ようになりました。
「産婦人科に行くのは勇気がいる」
「土日で病院が閉まっている」
という方にとって、身近な薬局は心強い味方です。
薬局で購入するときのポイント
- 在庫の確認: すべての薬局で扱っているわけではありません。また、買いたい時に薬剤師が勤務しているか不明です。事前に問い合わせることをお勧めします。
- 問診票の記入:アレルギーや既往歴、最終生理開始日などの確認があります。内服可能かどうかの最終判断がされます。
- 薬剤師さんの前で飲む: 転売や悪用を防ぎ、確実に避妊効果を得るために、内服希望の本人が、薬剤師さんの対面指導を受けながら、目の前で内服するのがルールです。
「自分の体」を自分で守るということ
薬局で薬剤師さんの前でお薬を飲むとき、少し緊張するかもしれません。
ですが、薬剤師さんも私たち助産師と同じ、あなたの味方です。
アフターピルは短期間に強いホルモンを体内に入れることで、強制的に妊娠を回避する薬です。
倦怠感や吐き気、生理がずれるなど様々な副作用があります。
そして、『飲んで終わり』ではなく、次の生理予定日よりも1週間以上遅れるようであれば、必ず産婦人科を受診してください。
助産師とあなたとの約束
アフターピルは、あくまでも緊急事態の「最終手段」です。
体への負担も大きく、常用するものではありません。
また、避妊率も、低用量ピルやコンドームに比べると低く、確実ではありません。
あなたの体は、代わりのない、世界に一つしかない大切なものです。
今回の不安を、ただの「怖い体験」で終わらせないでください。
・コンドームを正しく使えていたかな?
・相手にあなたを大切に思い、「避妊をする」気持ちはあったかな?
・自分の意志で、自分の体を守る方法は他にないかな?
助産師は、あなたが、今回のような怖い体験を「繰り返さない」ために、これからの避妊(低用量ピルやコンドームの使い方など)についても、サポートすることができます。
最後に:あなたは、とても大切な存在
今、この瞬間も不安でたまらないかもしれません。
アフターピルは、あなたの不安を少なくしてくれる、最後の味方です。
勇気を出して、一歩踏み出してください。
そして、世界にただ一つしかない、あなたの体を大切にしてください。
誰にも傷つけさせない、そして、自分でも傷つけない。
どうか、もう二度と繰り返さないでください。
心に「はぐ」を。生活に「彩り」を。あなたは、ひとりじゃない。
――助産師 はぐ∞いろ


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