はじめに
こんにちは。助産師 はぐ∞いろです。
「お母さんなんだから、こうしなさい」
「昔はみんな、こうしていたのよ」
「そのやり方じゃ、赤ちゃんがかわいそう」
良かれと思って言われる家族や親戚、時に助産師からのアドバイス。
でも、あなたにとっては、それが重荷になることもありますよね。
私はこれまでに多くのママたちの悩みを聞いてきましたが、実は一番心をすり減らしているのは、育児そのものよりも「周りからの無神経な言葉」だったりします。
今日は、「あなた」を守るために、相手を不快にさせず、かつ自分の心も守る方法をお伝えします。
相手の言葉を「受け取らずに、受け流す」
まず大切なのは、相手の言葉を真正面から受け止めて、自分の心の中にまで入れないことです。
相手は「自分の正義」を語っているだけで、あなたの状況をすべて知っているわけではありません。
そんな時に便利なフレーズがこちらです。
「教えてくださって、ありがとうございます」
「そういう考え方もあるんですね」
ポイントは、内容に同意(「そうします」と言うこと)するのではなく、「相手が喋ったという事実」に対してお礼を言うだけにすることです。
相手は「自分の話を聞いてもらえた」と満足するので、それ以上踏み込まれにくくなります。
心の中に「境界線」の線を引く
他人が土足であなたの心の色を塗り替えようとしてくることがあります。
そんな時は、心の中でそっとこう唱えてみてください。
「それは、あなたの意見。私の正解は、私が決める」
相手に直接言い返す必要はありません。
心の中で境界線を引くだけで、相手の強い言葉が「遠くで鳴っているノイズ」のように感じられるようになります。
「専門家」や「今の基準」を味方につける
特に親世代や親戚に何か言われた時は、あなた個人の意見として戦うのではなく、「今の基準」を盾にしましょう。
「助産師さん(または医師)から、今はこういうやり方が推奨されていると聞いたので、一度やってみますね」
「今の私の体調や赤ちゃんの様子を見て、助産師さん(または医師)と相談して決めたことなんです」
こう伝えることで、相手は自分を否定しているのではなく、「今の時代のルール」に従っているのだと理解し、引き下がりやすくなります。
最後に責任を取れるのは「あなた」だけ
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、アドバイスをくれる人たちは、あなたの人生に最後まで責任を持ってくれるわけではありません。
「あの人が言ったからこうしたのに」と後悔しても、その人は「私は良かれと思って言っただけ」「そんなつもりじゃなかった」と無責任に逃げることは可能です。
だからこそ、最終的な判断は「あなたがどうしたいか」で決めていいのです。
おわりに:あなたの「いろ」を、誰にも濁させないで
あなたの人生は、あなたのものです。
誰かの言葉で、あなたの心が曇ってしまうのは本当にもったいないこと。
相手の意見を押し付けられそうになることもあると思います。
ですが、上手にスルーすることは、逃げではなく、あなたと赤ちゃんを守るための「強さ」です。
あなたらしい選択に自信をもって相手をスルーし、少しだけ心に余裕を作ってみませんか?
あなたの心が、今日も穏やかでありますように。
心に「はぐ」を。生活に「彩り」を。あなたは、ひとりじゃない。
――助産師 はぐ∞いろ


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