はじめに
こんにちは。助産師 はぐ∞いろです。
今日は、我が子の成長に悩むあなたに向けてお話ししたいと思います。
SNSを見れば、キラキラした育児日記。
「○ヶ月で寝返り」
「離乳食は手作りで完食」。
それに比べて、うちの子は……。
「まだ歩かない」
「全然寝てくれない」
「周りの子と何かが違う」
そんなふうに、教科書やネットの「平均」という型に、一生懸命我が子を当てはめようとしていませんか?
我が子は『唯一無二の、生身の人間』
当たり前のことですが、我が子はロボットではありません。
同じ日に生まれた子が100人いたら、100通りの成長スピードがあります。
• 3ヶ月で寝返る子もいれば、のんびり6ヶ月以降に始める子もいる。
• 離乳食をパクパク食べる子もいれば、おっぱいが大好きでなかなか進まない子もいる。
• よく笑う子、慎重な子、大きな音が苦手な子、敏感な子。
これらはすべて「遅れている」のではなく、その子の「個性」であり「生きるスタイル」です。
「みんなと一緒」は、本当に安心?
私たちはいつの間にか、「みんなと同じなら安心」「違うと不安」という価値観に縛られています。
でも、考えてみてください。
もし世界中の赤ちゃんが、同じ日に同じ言葉を話し、同じ速さで歩き出したら……。
それこそ、少し不自然だと思いませんか?
型からはみ出している部分は、言い換えれば『その子だけの魅力』です。
成長がゆっくりな子は、慎重で、石橋を叩いて渡る対タイプかもしれません。ですが、「ここは安全かな?」など頭をフル回転させて、自分で考える力が磨かれるかもしれません。
活発すぎる子は、世界に対する好奇心が人一倍強いのかもしれません。より多くの経験をし、広い視野を持つ子に育つかもしれません。
こだわりを持つ子は、「自分軸を持っている」証拠。五感の豊かさをがあり、そのこだわりはアーティストのような才能が眠っているかもしれません。
その子ならではの魅力がたっぷりと個性には詰まっています。
成長スピードは、ゴールまでの速さ競走じゃない
育児は、早くゴールに辿り着いた人が勝ちのレースではありません。
「1歳で歩いた」子も「1歳半で歩いた」子も、大人になればみんな同じように歩いています。
大事なのは、『いつ』できたのかではありません。
「その子が今、何を感じ、何に夢中になっているか」を、一番近くにいるママが見つめてあげることが重要です。
「みんなと違う」ことに焦る時間は、もったいない!
その時間を、わが子の「おもしろい個性」を見つける時間に変えてみませんか。
いろんな赤ちゃんがいて、いろんなママがいていい
「立派なママにならなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
と、自分を追い込まないでください。
子育てに正解の型がないように、ママのあり方にも型はありません。
のんびりした赤ちゃんと、アクティブなママ。
慎重な赤ちゃんと、おおらかなママ。
その何万通りもある組み合わせこそが、世界に一人だけの愛しい我が子を誕生させてくれるのです。
最後に『あなたらしく』『わが子らしく』
もし、どうしても不安で押しつぶされそうなときは、私たち助産師を頼ってください。
私たちは、あなたの赤ちゃんを「型」にはめるためでははなく、「その子らしさ」を一緒に探し、あなたの「ママらしさ」を支えるためにいます。
【平均】という名の「普通な子」なんて、この世には一人もいません。
凸凹(でこぼこ)しているから、愛おしい。
はみ出しているから、面白い。
私たちは【ロボット】を育てたいのではありません。
我が子の唯一無二の、『今』しかない可愛さを、まるごと愛せるように。
焦りや不安の時間を過ごすだけではなく、目の前の『我が子』だけを見つめる時間も大切にしてくださいね。
心に「はぐ」を。生活に「彩り」を。あなたは、ひとりじゃない。
――助産師 はぐ∞いろ


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