はじめに
こんにちは。助産師 はぐ∞いろです。
今日は『寂しさや孤独を感じるあなた』に向けて、お話ししたいと思います。
この記事を開いてくださっているあなたは、今、どんな気持ちで過ごしていますか?
赤ちゃんが生まれて幸せなはずなのに、なぜか自分だけ取り残されたような「寂しさや孤独感」に襲われたりしていませんか。
助産師として、これまで多くのお母さんとお話ししてきましたが、実は「寂しさや孤独」を感じているのはあなただけではありません。
多くのママが、誰にも言えない寂しさや孤独を胸に抱えて踏ん張っています。
「なんか孤独」「なんか寂しい」という言葉にできない想い
「旦那さんも協力してくれているし、実家のサポートもある。恵まれているはずなのに、どうしてこんなに寂しいんだろう」
そんなふうに、寂しさを感じる自分を「贅沢だ」と思う方もいるかもしれません。
ですが、たとえ周りに誰かがいても、「24時間、この子の命に責任を持っているのは私だけ」というプレッシャーは、誰とも分かち合えない、母親ならではの、とても孤独なものです。
これまでは気にならなかった家族のちょっとした一言。
今やってほしいのに、頼んでも「あとでやっておくよ」という生活の些細なズレ。
自分だけ犠牲になっているような寂しさ…。
かつては自然に流せたことが、今、どうしても許せなくなって、イライラしたりや涙が止まらなくなる。
そして、そんな自分に自己嫌悪して、「こんなはずじゃなかった」と一人で傷ついている。
だけど、それはあなたの心が狭いからではありません。
あなたが、自分の身を削って、必死に新しい命を守ろうとしているからこそ、心が敏感になっている、そういう時期なだけです。
「甘えられない」のは、あなたが頑張ってきた証
「もっと周りに甘えればいいのに」
そう言われても、どう甘えていいか分からなくて、結局一人で抱え込んでしまう。
「自分が疲れているのは分かっている。休みたい。でも、どうしたらいいのか分からない」
もどかしさを感じることもあるかもしれません。
あなたは、きっと、ずっと一生懸命に頑張って、自立して歩んできた、とても責任感の強い素敵な女性なのではないでしょうか。
だからこそ、「うまくいかない自分」を自分自身でも受け入れられなくて、弱音を吐けなくて。
その責任感の強さ、愛情の深さは、本当に尊いものです。
でも、そうやってイライラしたり、孤独を感じたり、葛藤するのは、あなたが「逃げ出さずに、この子を幸せにしたい」と強く願い、一生懸命に頑張っている証拠。
そんな自分を「ダメだ」と切り捨てるのではなく、「ああ、私、それだけ必死なんだな。本当によく頑張ってる」と、まずは自分自身が一番の理解者になって、認めてあげてください。
あなたは、そのままで十分素晴らしい
「もっと優しいママになりたい」
「もっと何でもこなせる自分になりたい」
想像していた理想のママ像と今の自分を比べて、もっと、もっと、と自分を追い詰める必要はありません。
私は助産師として、何千人もの赤ちゃんを見てきて、確信していることがあります。
赤ちゃんが求めているのは、完璧に家事や育児をこなす、ロボットのようなママではありません。
時々イライラして、時々泣いて、それでも一生懸命に自分と向き合って、優しく抱きしめてくれる。
そんな「感情豊かで、そのままのあなた」が赤ちゃんにとっては、世界でたった一人の、大好きなお母さんなんです。
完璧なママになろうとして、笑顔が消えてしまうくらいなら、家事は手抜きでいい。
イライラしてしまった自分を「人間らしいな」と笑い飛ばしていい。
不器用であっても、我が子を想うその心があるだけで、100点満点です。
「そのままでいい」の本当の意味
私が伝えたい「そのままでいい」という言葉は、「向上心を捨てていい」という意味ではありません。
【今の、ありのままのあなたに、すでに価値がある】ということです。
育児をしていると、『何かができる自分』に価値があると思い込んでしまいがちです。
我が子の隣にいて、今日を一緒に過ごしている。
ただそれだけで、あなたはこれ以上ないほど素晴らしい仕事を行っています。
最後に
「今日はこれしかできなかった」と、自分が出来なかったことに目を向けるのはもう終わりにしませんか。
「おむつを替えた」
「ご飯を食べさせた」
「今日も一日、この子は元気で過ごしていた」
あなたはとても頑張っています。
夜、寝るときに、「今日も一日お疲れ様。よく頑張ったね」と自分に声をかけてあげてください。
あなたの頑張りは、隣にいる赤ちゃんが、一番よく知っています。
あなたが寂しさや孤独を感じた時は、いつでもこのブログに戻ってきてください。
私は、ありのままのあなたを、いつも全力で肯定し、応援しています。
今日1日、本当にお疲れ様でした。
そのままのあなたが、本当に素敵です。
── 助産師 はぐ∞いろ
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