ガルガル期って、何?
こんにちは。助産師 はぐ∞いろです。
「ガルガル期」という言葉を聞いたことがありますか?
赤ちゃんが生まれた途端、まるで周囲を威嚇する動物のように、周囲に対して攻撃的になってしまう時期のことです。
• パパが赤ちゃんに触ると「汚れる気がする」
• パパの食べ方、匂い、音……すべてがイライラして耐えられない
• 義両親が赤ちゃんを抱っこするのを、心の底から拒絶したくなる
• パパの何気ない「手伝おうか?」という言葉に殺意(!)さえ覚える
「私、こんなに性格悪かったっけ?」と落ち込まないでください。
これは、あなたの心が狭くなったのではなく、あなたの脳が「我が子を守るモード」にフルスロットルで入っている証拠なんです。
いつまで続くの?
一般的には、産後すぐから、産後3ヶ月〜半年程度続く人が多いと言われています。
出産で激変したホルモン(プロラクチンやオキシトシンなど)の影響が非常に大きく、特に「赤ちゃんを守るホルモン」が過剰に働くことで、パパを含む周囲の人間を「赤ちゃんを脅かす外敵」だと脳が誤認してしまうのです。
この時期は、寝不足や慣れない育児で心身ともにボロボロ。
脳が「今はとにかく赤ちゃんと二人きりで過ごしたい!」と悲鳴を上げている状態なので、イライラするのは、とても自然な反応です。
ママに伝えたい【自分を守るための過ごし方】
ガルガル期を乗り越えるために、自分を責めるのは今日で終わりにしましょう。
• 「ガルガル期だから」を合言葉に: イライラした瞬間、「あ、今ホルモンが暴れてるな」と、自分を客観的に見るクセをつけてみてください。あなたの性格ではなく、脳のバグなので、仕方ない、と割り切ることが大切です。
• パパに「ママの取説」を渡す: 余裕がある時に、「今はホルモンのせいで、どうしてもイライラしちゃう。嫌いになったわけじゃないけど、今はそっとしておいてほしい」と事前に伝えておきましょう。パパも対応に困っているはずです。
• 物理的に距離を置く: パパと無理に仲良くしようとせず、別室で寝るなど、物理的に離れる時間を作るのが一番の薬です。
おわりに:あなたは世界一、一生懸命なママです
ガルガル期になるのは、あなたがそれだけ「この子を守りたい」と必死に命と向き合っている証拠。
それは、母性の表れでもあります。
時が経てば、必ずこの嵐は去ります。
いつかパパと「あの時はガルガルしてたよね」と笑いあえる日が必ず来ます。
今は自分を責めず、赤ちゃんとあなたの心を守ることだけを考えてくださいね。
心に「はぐ」を。生活に「彩り」を。あなたは、ひとりじゃない。
―― 助産師 はぐ∞いろ


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